2012年9月アーカイブ
今回のフォトコンテストに協賛いただいた飲食店を紹介します。
いずれも、
地元の郷土料理を提供されるお店なので、
フォトコンテストで御槇にお越しの際は、
宇和島・津島の郷土料理をぜひお召し上がり下さい。
御槇には昔から4件ほどお豆腐屋さんがあったそうですが、
今も残っている2件のお豆腐屋さんの1つです。
地元のおばちゃんが一人で作っています。
前日の晩から大豆を仕込み、
朝は早くから豆を煮込んで、
一から全て手作りしています。
スーパーなどで売っている市販の豆腐と比べて、
固くてしっかりしているのが特徴で、
煮ても煮崩れしないほどしっかりした山の豆腐です。
農繁期などはお休みしていますが、
それ以外の時期はだいたい毎日豆腐を作っています。
ただし、
おばちゃんが一人で作っているので、
1日の生産量は限られており、
普段はその日に御槇地区内で売り切る量だけ作っています。
御槇地区内の家庭には、
作った豆腐をバイクで売りに来てくれます。
大阪などの遠方からの注文にも、
クール便での配達にも対応してもらえます。
【住 所】 〒798-3272 宇和島市津島町槙川1522
【TEL】 0895-36-0059
【定休日】 不定期
【営業時間】 9時半頃~12時の間は配達に出かけるため不在。
【リンク】 なし
フォトコンテストン主催地である
【御槇(みまき)地区】は、
愛媛県宇和島市津島町の山奥にあります。
最寄りの街(岩松)から20分程度車を走らせた山の中の集落です。
山道を上ってくると、
突然パッと視界が開けて開放的な盆地になっています。
標高250m程と高いこともあり、
平地に比べ夏は涼しく冬はカマクラを作れるほどに雪が積もります。
1000m級の山に南北を挟まれた独特な地形で、
雨が多いのも特徴です。
川もあり森もあり田んぼもある、
自然豊かな集落です。
周囲を山に囲まれていて隣接する集落と離れているため、
山の中に独立した存在となっています。
昭和の合併以前は、御槇村として1つの村でした。
2012年9月現在の人口は、
204世帯378名です。
60歳以上のお年寄りが、
人口の65%以上を占める過疎高齢化の田舎の集落です。
集落内の見どころをいくつかご紹介します。
●祓川温泉
愛媛県内でも数少ない硫黄の匂いがする『祓川温泉』は、
地元の人のみならず温泉好きな方に好評です。
●山本牧場
自然循環型の山地酪農に取り組む『山本牧場』は、
広々とした放牧地に24時間牛が放し飼いにされており、
開放感満天でノビノビ出来る空間です。
土日にはカフェもオープンしています。
●日切(ひぎり)神社
他府県からも熱心な参拝者が訪れ、ご利益も高い言われる『日切神社』など、
日を切ってお願いごとをすると叶うと言われています。
●御槇の田園風景
御槇は米どころとしても知られています。
朝晩の気温の差がある高地で、
山の美味しい水を使って作られる御槇は、
美味しいお米としても評価が高いです。
御槇の集落の半分くらいは田んぼが広がっています。
ただし地域米としてのブランド化はされていないため、
「御槇米」という形で市場には流通していません。
今回のフォトコンテストでは、
副賞として御槇米1俵が貰える賞も用意しています。
集落の南北に1000m級の山がありながらも、
ちょうど太陽が沈む西に向かって山裾が広がっているため、
夕日が沈む風景を眺めることが出来る地形になっています。
空いっぱいに広がる夕焼け空は圧巻です。
ぜひ御槇の美しい夕日を、現地に来てご覧ください。