自然の中で子供をたくましく育てよう。御槇の森を舞台に、子供たちを見守りながら、自然の中から感性を磨き、生きる力を引き出します。

2月度 活動報告

2月は16日(土)に開催しました。

場所は久しぶりに山本牧場です。

 

この日はお昼ご飯を羽釜で炊いて食べることにしたので、

早速ご飯を炊く準備を始めます。

 

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子どもたちもみんな、

「何をするの?」と言って集まってきました。

 

ご飯に火を入れ始めると、

子どもたちはかまどの周りで火を眺めます。

 

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で、大人しく眺めててくれたらいいんですが、

そのうち手が出てきます。

 

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みんなでザクザクつついています。

やはり火に対する興味関心というのは強いようです。

一応火なので、危なくない程度に注意をしながら様子を見ていましたが、

ずっと火の回りを周りを子供たちが囲んでいました。

 

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そのうちにつついていた棒に火がつき、

その枝で紙の袋に文字を書き始めました。

どうやら枝の焦げで字が書けると気付いたみたいです。

 

まあ大人も火があったらつついたり火の番をしたりしますから、

子どもが興味を持つのは自然なのでしょうね。

でもちゃんと、

「大人がいないときには火で遊んじゃダメだよ」

という注意はしておきました。

 

この日は不安定な天気だったので、

時折みぞれ混じりの雨が降ってきました。

 

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寒さも相まって、

火の回りには人だかりが出来ていました。

 

この日は初めて使う蓋の調子が悪かったみたいで、

上手く炊けずに焦がしてしまいました(≧w≦;)

鍋の表面のお米は焦げてしまいましたが、

幸い中の方は無事で、炊き加減も大丈夫でした。

ちょっと焦げた分だけ量が減ってしまいましたが、

みんなで分け合って食べました。 

 

晴れていたらお外で食べる予定でしたが、

お昼もパラパラとみぞれが降っていたので、

この日はカフェの中に避難して食べました。

この日の昼食中の写真は、

お給仕でバタバタしてたので、

撮り忘れてしましました。

 

お昼からは、雨も上がり、

割とみんな思い思いに過ごしていました。

 

コチラは羽釜に焦げ付いたお米を、

再沸騰して剥がしているところです。

 

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相変わらず人だかりが出来ています。

 

この後、

希望者を募って、牧場の放牧地を散歩することにしました。

 

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いつもの塹壕のようなルートを上がって行きます。

大きい子は早いものですが、

小さい子は遅れて後からトボトボ歩いてきます。

 

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2才と3才でも随分スピードは違うものです。

5~6才の子たちとなると、

あっという間に上へと上がって行きます。

 

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ちなみに、みんなが放牧地に上がったわけではなく、

下に残っている子たちもいました。

ヤギに雑草をちぎってあげています。

 

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そのうちに続いて第2陣も上がって来ました。

「みんなで一緒に行こう・・・」という強制は、

いつも通りしていないので、

割とみんな思い思いの行動をとっていました。

 

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放牧地といっても、

芝生だけではなくて落ち葉が積もっているようなところもあります。

どこで拾ったのか、

枝を杖代わりにして登って行きます。

 

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腰に手を当てて歩く、おばあちゃんがいました(*´ω`*)

 

 

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先に山頂まで登って行った大きい子たちは、

下に残った子供たちに向かって、

山頂から大きな声で呼びかけていました。

 

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広々としたところで、

子どもたちがダイナミックに遊んでいて、

いい感じだなぁと思いました。

 

もう大きい子たちは、

特に大人がいなくても、

自由に牧場の中を走り回っています。

 

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第2陣の子たちも、

ぼつぼつ上がって来ます。

 

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そうしていると、

先に登った子たちが駆け下りてきました。

なかなかの勢いで駆け下りてきます。

気持ちよさそうです。

 

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小さい子はそう上手いこと駆け下りられないようで、

斜面で転がっていました。

 

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あっちからもこっちからも降りてくるので、

いろんなところで合流していました。

 

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見るたびに一緒にいる子が違ったりして、

いろんなペアやグループが出来ていていました。

普段全然接点のない子が二人で一緒に歩いていたりして、

面白かったです。

 

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↑こちらは、山の中腹で見つけた大きな木の枝を、

持って下りていました。

まあまあの大きさがあり、

子どもにとっては重たかったと思いますが、

気に入った木を離さずに、

結局下までずっと持って下りていて、

大したものだと思いました。

 

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下に降りてきていたので、下に行くのかと思ったら、

また向きを変えて山に上がって行きました。

割とその辺は気まぐれです。

 

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下では、追いかけっ子のようなことをしていました。

後で引率のやまおさんに話を聞くと、

「寒い」とボヤいている子がいたから走り回って暖まるようにしたとのことです。

 

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大きい子たちが下に降りて追いかけっ子をしているころ、

ようやく頂上にたどり着いた小さい子たちが、

しばらく一緒に遊んでいました。

 

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そのうちに、

1人が先に降りて行きました。

残った子も必死に後を追って降りますが、

一向に差は縮まりません。

 

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下では相変わらず追っかけっ子をしていました。

 

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先に降りて行った子が、

第2陣の子たちと合流して、

一本橋を渡っていました。

ちょっと足を踏み外したみたいで、

橋を渡るのを躊躇していました。

 

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大人だとたぶん無理だと思いますが、

子どもは急斜面を勢いよく走って下っていました。

 

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その後ろから斜面を追いかけて下って行くものの・・・、

 

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途中で限界を感じて戻って来ていました。

実際は写真で見るよりもさらに急な斜面です。

 

全員が下に降りてきました。

出口の付近に大きな牛の糞が転がっていました。

じっと眺めているからどうするのかなぁと思ってみていると、

おもむろに足を出して、

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次から次へとコロコロ蹴飛ばしていました。

 

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さらにその様子を・・・、

 

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「何してんの?それ牛のウンコだよ・・・。」

と言って、冷静に眺められていました。

 

[130216]2月度みまき自然の学校289.jpg下に降りてくると、

相変わらず子供たちがヤギと遊んでいました。

やはり動物にはみんな興味があるようです。

結構長い時間いても飽きない感じでした。

 

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今回はみんな牧場の中で広々と遊んでいたので、

出会わない子には全然出会いませんでした。

手もかからず目もかからず、

子どもたちが自分たちで自由に遊んでいる姿が、

良いなぁと思った今回の活動でした☆

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