6月度 活動報告(0605)
この日は初参加の家族がいたので、
最初は30分ほど源池公園で親も含めて遊びました。
何となくみんな慣れてきたかなというところで、
子どもたちだけ引き連れて、
近くの山道に行きました。
源池公園から山道に行く途中で、
近所のおばあちゃんと遭遇。
「どこから来たの~?」
「どこ行くの~?」
とおばあちゃんに尋ねられ、
みんな口々に答えます。
(・・・おばあちゃん聞き取れません(笑))
なんとなくほのぼのしたやり取りの後、
山道へと突入していきます。
山道の入り口は草ぼうぼうで結構険しいのですが、
意外に怯む(ひるむ)ことなくドンドン進んでいきます。
草が生えているのは入り口だけなので、
山の中に入ると断然歩きやすくなります。
すでにこの時点で、
初参加で最年少のこっちゃんと、
手をつないで歩いている僕の2人だけ置いて行かれます。
「ママのところへ帰る(´;д;`)」
と、半べそのこっちゃん。。。
「そのうちママのところへ行くよ~。ママが先に行って遊んでてって言ってたよ~。」
と、説得しながら、トボトボとついていきます。
諸先輩方。ちょっと待ってください。。。
しばらくするといっちゃんが戻って来ました。
なんか見つけたようです。
拾って見せに来ました。
「あ、カラスの羽根だねー!いいの見つけたね!」
と騒いでいると、
みんな気になって戻って来ました。
「やわらか~い♪やわらか~い♪」
といって羽根を触って遊んでいたので、
ほっぺたに当ててあげたら、
みんなやりたくなったようで、
4人が順繰りやっていました。
ちなみにこの日の参加者は、
ふーちゃん・いっちゃん・しーちゃん・こっちゃんの4名です。
山道を歩いていると、
小さなカエルを発見!
小指の先くらいの小さなカエルです。
写真のど真ん中のこげ茶色の石みたいなのがそうです。
つかまえてあげると、
みんなが輪になって順番に触りっこしていました。
「小っちゃいカエルかわいいね~。」
と、口々に言っていました。
「カエルさんバイバ~イ」をして歩き始めると、
次にサワガニに出会いました。
先週も出会いましたが、
今週もまた出会いました。
ちなみに、
先週の時はみんな怖がって誰も触りませんでしたが、
この日は慣れてきたのか自分から手を出して触っていました。
いっちゃんとしーちゃんがやたらとサワガニにハマり、
かなりテンションが上がっていました☆
そのテンションの上がりっぷりがすごかったので、
動画で撮ってみました。
【Youtube】
初めての動画掲載ですが、
活動の雰囲気も何となく感じて頂けると思います。
この日はサワガニといっぱい遭遇したので、
みんなサワガニを見つけては立ち止まって遊んでいました。
「あれはふーちゃんが先に見つけたカニなの!」
「こっちはしーちゃんが見つけたカニなの!」
と、最初に見つけた人のカニになるというローカルルールが考案され、
Myカニを見つけてはつついて遊んでいました。
で、遊び終わったら毎回律儀に、
「カニさんばいば~い」と言って、
ちゃんとお別れを告げていました。
この日も、11時くらいになると、
誰からともなく「お腹すいた。」の声が上がり、
早めの昼ごはんとなりました。
みんなおむすびなので、
ほっといても自分で食べてくれるので手がかかりません。
・・・と思っていたら、「おにぎりが取れない。」
と、しーちゃんが言っています。
どうやらお弁当箱にしっかりはまり込んで引っ付いて、
取れないようです。
いっちゃんが加勢をしても取れず、
ふーちゃんが加勢をしても取れず、
「どうするかな~」と思って見守っていたら、
そのままあきらめてしまったので、
最終的には取ってあげました。
あと、みんな自分の水筒を自分で開けれないので、
早く開けれるようになってくれればいいなと思いながら、
4人分の水筒をキュコキュコ開けます。
お昼ご飯を食べ終わったら、
こっちゃんが「ママのところへ帰る・・・(´;д;`)」
と、また半べそ復活。
「ママはね~まだ来ないよ~。先に行って遊んでてって言ってたよ~。」
と、再び声を掛けて気分が前に向くようにあれこれ声を掛けます。
そうこうしているうちに、
子どもたち4人が手をつなぎ始めました。
で、そのまま、
「グルグルしよ~」と言って、
4人で手をつないでグルグル回り始めます。
が、しかし、
こっちゃんの機嫌なおらず・・・。
まあそんな感じで時折思い出したようにこっちゃんが半べそをかきながら、
一行は順調に山道を進んでいきます。
少し歩くと、
山肌が露出した斜面がありました。
それを見るなりふーちゃんが、
「登ってみるー。」
と言って、斜面を軽々と登って行きます。
それを見ていたしーちゃんといっちゃんも、
登ってみると言ってチャレンジします。
でも、野生児ふーちゃんのようにサクサク登れるわけもなく、
あっという間に脱落。
ふーちゃんが助けに来るものの上手く登れません。
この場所から登ることをあきらめたしーちゃんは、
別のところから登ってみることに。
ふーちゃんがお手本として先に登ってくれるものの、
やっぱり登れません。
そうこうしていると、
ずっと様子を見ていたこっちゃんも、
チャレンジし始めました。
「おっ!行けるのか!こっちゃん?( ̄- ̄;)」
と思って見ていると、
意外なことにさっきのしーちゃん記録を塗り替えて上がって行きます。
それを見てしーちゃんも再び同じルートから登り始めます。
なんだかんだ上がってはずり落ちの繰り返しで、
一進一退をという感じで徐々に登っていきました。
途中からふーちゃんが手助けをしてくれて、
2人ともちょっと上の方まで上がることが出来ました。
ちなみに、いっちゃんはというと、
さっさとあきらめて下で見物していました。
その割に、
「ドロドロになったね~。撮って~。」
と言ってちょっとばかし汚れたズボンをアピールしてきます。
人それぞれという感じです。
こっちゃんはそこまで上がったことで満足して、
斜面をズリズリと滑りながら降りてきました。
さっきまで半べそをかいていたこっちゃんも、
斜面で遊ぶのが楽しかったようで、
笑顔すらこぼれていました。
正直、まさか半べそで泣いていたこっちゃんが、
この急な斜面にはまって笑って遊びだすとは、
意外でした。
さて、
好奇心旺盛なのか向上心旺盛なのか、
しーちゃんはさらに上を目指して登って行きます。
ふーちゃんほど身軽には登れませんが、
少しずつ着実に上って、
だいぶ上の方まで行きました。
登れる所まで登ったかな~と思ったところで、
急にしーちゃんが泣き始めました。
何があったのかと思って、
泣きながら言っていることをよくよく聞いてみたら、
「上に登りたいのに登れない~!えぇ~ん(≧△≦)」
と言っていました。
確かにそこから上は断崖絶壁になっているので、
しーちゃんどころか、さすがのふーちゃんでも登れません。
しかし、
まさか登りたいのに登れないという理由で泣いてしまうとは、
しーちゃんの"登りたい願望"の大きさに驚かされました。
みんなの「そこから先は無理だよ。」という言葉に納得して、
そのうちに泣き止んでいました。
ちなみに、
みんなの位置関係と斜面の具合はこんな感じです。
なお、
ふーちゃんは身体能力的に大人がカバーをしなくても大丈夫なので、
余程のところに行かない限りは特に何もせず見守っていましたが、
しーちゃんやこっちゃんは身体のバランスや自分の限界がまだわかっていないので、
登っている時は僕が下で待ち構えて、
落っこちてきてもすぐに支えられるようにはしていました。
その辺は個々の能力に合わせて対応しています。
(いっちゃんはそもそも「君子危うきに近寄らず」だったので放置しています。)
あと、
落石も大きくて危なそうなやつは、
下が危なくないときに上から落としてもらったので、
その辺は気を付けて見ていましたので、
念のため報告です。
危ないことを危ないからやらせないのではなく、
危ないけどフォローしながらやらせてあげるという姿勢でやっています。
さて、
上に登ったふーちゃんは、
なんなく下に降りてきます。
でもしーちゃんは「降りれないよー。」
と言っています。
「お尻でズリズリ滑って来たらいいんだよ~。」
と声を掛けてあげるものの、
なかなか行動には移せない様子。
それを見ていたいっちゃが、
「滑って降りてくれば大丈夫なのにねぇ~。」
と、まるで自分が出来るかのように余裕の笑みを浮かべながら言っていました。
「あなた・・・、自分は速攻で崖登りを諦めて安全地帯にいるのに・・・。」と、
心の中でツッコまずにはいられません(笑)
一度下に降りていたふーちゃんが、
またしーちゃんのところに上がって行きました。
そして、
今度は上がって来た緩やかな斜面ではなくて、
急な崖になっているところから滑って降りてみると言い出だしました。
さすがのふーちゃんでも成功率は半々くらいかなと思って、
下で待ち構えます。
意を決して急な崖をふーちゃんが降りてきました。
見事に着地した・・・と、思ったのですが、
勢いよく滑った衝撃とともに、
降りてくるときにかかとを石にぶつけたのが痛かったらしく、
さすがのふーちゃんも泣いてしまいまいた。
惜しかったねふーちゃん!
一方、しーちゃんの方も、
なんとかお尻をズリズリと滑り台のように滑りながら下りてきましたが、
最後の坂で勢いよく滑り降りたことにビックリして、
泣き出してしまいました。
ただ、
2人とも別に大したケガをしたわけでなく、
勢いにビックリして泣いているだけなので、
気分さえ変えれば泣き止むだろうと思い、
みんなでお茶を飲んでみることに。
案の定、お茶を飲み始めたら、
少し落ち着いたようで、
すぐに泣き止みました。
やりきった感じの笑顔です。
お茶を飲み終わったいっちゃんが、
石と石を叩いて、音を立てて遊んでいました。
次第にみんなに伝染して石を叩いて遊び始めました。
遊びというのは、
わざわざ何かを用意してやらなくても、
自然にその辺にあるもので出来るものだなぁと、
気付かせてくれます。
こっちゃんも真似をして遊んでいました。
そろそろいい時間になったので、
元来た道を戻ることにしました。
勝手がわかっているので、
子どもたちはどんどん進んでいきます。
途中で僕が、
お店で使うのにちょうど良い石を発見したので、
拾って持って帰ろうとしたら、
子どもたちもみんな真似して石を拾いはじめました、
気付いたら手を握り合ってたりするのが微笑ましいです。
帰り道は割とスムーズ帰れたのですが、
やはり最年少のこっちゃんはまだ他の3人のペースについていけないようで、
度々置いて行かれてしまいます。
そしたら、
途中でいっちゃんが気付いて迎えに来てくれました。
あら優しい。
続いて他の2人も続いて戻って来てくれました。
そしたら、
途中で三人が手をつなぎ始めて、
グルグル回り始めました。
で、テンションが上がってきて、
いっちゃんが何やら歌い始めます。
それにノッて、
しーちゃんも手を広げて歌い始めます。
で、テンション上がったしーちゃんは、
1人でスタコラ進んでいきます。
それをいっちゃんが走って追いかけて行き、
捕まえます。
2人でケタケタ笑って楽しそうにしています。
と思ったら、
今度はいっちゃんが走って行き、
それを今度は逆にしーちゃんが追いかけて行きます。
この二人は割とこのノリで遊んでいることが多いようです。
気付いたらそのうち・・・、
そこら中でみんながノリノリになっていました。
但し、
こっちゃんは枝で転んで号泣中。
まあそんな感じでいろいろバタバタしながら帰り道を歩いているうちに、
森を抜けました。
そして森を抜けたあたりから、
さっきまで泣いていたこっちゃんも、
心なしかたくましい表情になり、
手をつながなくても一人で歩いていました。
あれ?こっちゃんすごいなぁ。1人で歩けるじゃん。
などと思いながら先に行った子たちを見てみると、
急に立ち止まって何かをし始めました。
「いないいない、ばぁ~!」
って、
道の真ん中で何の脈絡もなくやり始めました。
今日一日こんな感じで自由な2人です。
こっちゃんは相変わらず黙々と歩いていました。
道路に出たら、
福田百貨店を目指して歩きます。
先週イモリをいっぱい見つけたスポットはしっかり覚えていて、
今日も「イモリさんいるかなぁ~」と言って覗いていました。
先週歩いた道だからか、
もうわかっている道なので、
ふーちゃんはどんどん歩いていきます。
大人がいなくても全然平気で歩けるものなんだなぁと感心してしまいます。
最後尾のこっちゃんも、
森を抜けてからはずっと自分のペースでしっかり歩いていました。
そうして、福田百貨店にたどり着き、
この日の活動は終了です。
子どもたちのたくましい様子がよくわかりました。帰りの車の中で、どうだったか聞くと、「カニさん」「カエルさん」の名前と「泣いたの~」と言っていたので、読んで納得。あと「キノコ」「ピンクの小さい花」も言ってました。娘と一緒にHP見たのですが、「これなあに?」と聞くと「カエル」と教えてくれました。崖の写真のときは「泣いたの」と、思い出しながら見ていました。帰ってから、娘のドロドロの靴や服を洗いながら、「お尻より膝がドロドロやなあ。だいぶ登ったみたい」と想像するのも楽しいひと時です。写真を見ながらどんなことがあったのか話してくれるので、活動後のHPは楽しみです。娘に「これはだあれ?」と聞いても残念ながらまだみんなの名前は言えないけど、活動の様子を見ていると「同志」みたいに思っているみたいですね。これからも、自然を通して子どもたちの関わりも深まっていってくれたらと思います。今では「みまきがっこいったね!」と思い出したように言います。みまき自然の学校へ行って少し変化があったのは、「自分のことをしようという気持ちが強くなった」自分でする!となんでもやってみようとします。あと、「すっぽんぽんになるのが嬉しい」かな。脱ぎやすい服はすっぽんぽんになるのも早くなり、あっという間です。みまき自然の学校から帰って福田百貨店で着替える時が一番嬉しそうです。今からも娘の成長が楽しみです。と、メールを送ろうと書いていましたが、こちらの方にコメントさせていただきました~。
コメントありがとうございます。
たしかに「キノコ」もありました。
「ピンクの小さい花」は僕は忘れちゃいましたが、
多分あったと思います。
その辺は子どもの記憶力の方がえらいですね。
うちのいっちゃんもよく「しぜんがっこういったね。」
と言っています。
やっぱろ普段とは違いますし、
子どもにとってはインパクトが大きいようですね。
活動中はなるべく自分のことは自分でするように仕向けています。
その方が子どもにとっても、
遊ぶときにいちいち大人がやってくれるまで待たなくて良くなるので、遊びやすいんだと思います。
それにちょっと年が上のふーちゃんなんかが出来ることを見せてくれるので、自分も出来る気になるんだと思います。
子どもは基本的に裸になるのが好きなようですね。
うちのいっちゃんも夏場はよく裸になっています。